現役大学生のブログ

現役大学生が大学、就職活動、社会問題、受験について書いていきます。

実際のところ日本大学はどうなのか

昨今話題になっている日本大学について、現役日大生がお話します。

話す内容は次の3つです。

  1. 日本大学にはどのような学生が通っているのか
  2. 他大学と比べえて事業の質はどうなのか
  3. 一流企業に就職できるのか   

まず、1の日本大学にはどのような学生が通っているのかお話しします。

大きく分けて3パターンの学生が通っています。

まず、国公立大学を落ちて入学してきた学生についてです。
国公立大学を落ちてしまい日本大学に入学した人は全体の約2割から3割ほどです。そのような人たちは比較的優秀で、かつ、日本大学を引っ張っている印象があります。さらに、そのような学生の中には仮面浪人をしている学生もいます。

次に、上位私立大学に落ちて入学してきた学生たちについてです。
彼らも比較的優秀で意識が高いような印象です。上記の2パターンの学生は進学校出身の学生がほとんどで地方国立大学やGMARCH落ちが多いような印象です。

最後に、日本大学付属高校出身の学生についてです。彼らはセンター試験などを利用せずに、日本大学付属高校独自のテストで入学する人がほとんどのようです。日本大学付属高校自体は偏差値が60弱あるので自頭がとても良い印象です。ですが、受験期にあまり勉強をしてきていない学生ばかりなので、遊びながら楽しんでいるという印象です。

 

まとめとしては、私立大学であるため頭があまり良くない学生もいますが、国公立大学や上位私立大学を落ちたような勉強してきた学生もいるということです。具体的に私の周りには、中国人留学生で1年次にTOEIC875を取っている優秀な学生がいます。

 

次に、他大学と比べて授業の質はどうなのかについてです。

 

私が入学当時に不安だったことの1つは、国公立大学GMARCHなどと比べて授業の質が良くないのではないかということです。偏差値だけを見るとそう思うのも無理ないと思います。
実際は、大学ごとの授業に質の際はほとんどないようです。そもそも、講義をする教授が東京大学名古屋大学東北大学などを卒業して、大学院で博士号を取得された優秀な方ばかりで、日本大学GMARCHの講義を兼任されている方もいらっしゃいます。経済学部であれば、どこの大学でも同じようにミクロ・マクロ経済を学び、経済を学べるのです。
さらに、もっと言うと大学生活の良し悪しは自分次第です。どこの大学に行っても、遊んでばかりの学生もいますし、社会のことを考え研究をしている学生もいます。
学生のうちに起業している学生や、株式投資をしている学生など、自分次第で成長することができます。

 

最後に、一流企業に就職できるのかについてです。

 

結論から言うと、できないことはありません。私の先輩の中には、東証一部の大手銀行に内定をもらった方もいますし外資コンサルタントの会社に就職した方もいます。もちろんなかには、学歴フィルターをかけて大学名だけで落とす企業もあると思います。大手企業には就職できる可能性は低いと思います。ですが、不可能ではないのです。研究室の教授のコネクションで内定を手にしたり、推薦枠も存在します。戦い方はいくらでもあります。繰り返しますが、一流企業に就職することは難しいですが不可能ではありません。これもまた、自分次第です。

 

最後になりますが、このブログを通して伝えたいことをお話しします。それは日本大学でも戦えるということです。乱暴な言葉になってしまいますが、この言葉が一番伝わると思います。このブログを読んでいる方の中には、受験生の方もいるかもしれません。センター試験に失敗したり、二次試験に失敗したりして、不本意ながら日本大学に入学することになった方もいるかもしれません。そのような方々に一番伝えたいのです。もちろん浪人をして、もう一度志望校を目指すのも一つの選択肢です。むしろ、そのほうが社会的にはポピュラーであり、一般的だと思います。そのような境遇の中でこの記事を参考にしていただけたら幸いです。